思いつきでレンタル屋で「ビギナー」をレンタルした。
遅いお昼ご飯を食べながら見ていたのだけれど、
「あー、きっと私は、一緒に戦う仲間がほしいんだ」とふと感じた。
私が目指し始めた方面は、職場でも孤独に戦うことを強いられる。
それは、今現職の方に聞いて、そうだよなぁと知ったこと。
本当は、連携がもっとも必要な仕事なのに
まだまだ理解がないゆえに結局孤独になるそうだ。
今の私は、同じようなところにいる。
応援してくれる人はいるし、期待してくれる人もいる。
だけれど、一緒に「戦う」人はいない。
そこまで重要じゃないと思ったし
仲間がライバルにすぐなってしまう私にとって、むしろあまりいい存在ではないのではと思ったけど
適度に必要なのかもしれない。
応援されても、それは外から見た応援であって、実際に戦うのはひとりきりだ。
勉強は、ひとりでやるものなのかもしれないけれど
得た知識を「あーだこーだ」と論議しながら深めていくのってすごく楽しいんだと思う。
私は、楽しいと感じる。
だから、なんというか、私が急に鬱状態になる原因って、これなんじゃないかと思った。
どんなに恋人が応援してくれても、抱きしめてくれても、埋まらない何か。
それは、戦いの中で感じることがあまりにも多すぎる孤独。

ビギナーを見て、うらやましくなった。
行き詰ったときに、仲間がいること。
「私もそういうときあるよ」と言ってくれる人がいること。
所詮ドラマの世界だったとしても、
あんなに現実はうまくいかなくても
あると思うんだ、そういう連帯感て。

けど、私の夢をかなえたら、ずっとこの孤独は続いていくのだろう。
もっともっとつらくなるのだろう。

こんなこと言っている場合じゃないんだけど、私。